5月24日(日)「第2回 感情の取り扱い方を学ぶ勉強会」を行いました。
講師は感情カウンセラーのMUERAさん。
前回参加してくださったママに加え、妊婦さんや学校の先生も新たに輪に加わってくれました。
開催前日、「なぜ私はこの勉強会をやっていきたいのか」ということについて、
私の中で向き合い、想いを確かめていました。
実は、始まる直前の直前まで。
(Zoomのアドレスをみなさんに送るのがギリギリになりました、ごめんなさい)
その想いの根っこには
「子どもが本来の命の輝きをそのままに発揮できるような子育てをしていきたい」
という自分の子育てに対する思いがありました。
「子どもを個として尊重しよう」
「ありのままを認めよう」
これまで、そうありたいと思って子育てしてきたし、
そういうあり方でいると、
子どもとのコミュニケーションがスムーズになることが
多いということには気づいていました。
けれども、子どもは(さらに親を試しているかのように・笑)、
そこに居続けられない状況を作り出してくるようでした。
イライラしてガミガミ言って、子どもを傷つけてしまう自分がいました。
子どもの態度や言葉に反応して、
腹を立てている自分がいました。
時に、子どもがこんな風になったのは、
自分のせいだと責めたりしていました。
「沸き起こる様々な感情は、
自分の本質的なところからくるメッセージだから、
抑えるのではなく、コントロールするのではなく、
きちんと見ていくことが大切だよ。」
子どもが2歳ぐらいの時です。
その頃、心理カウンセラーの先生から
心の働きについて学び始めていました。
先生の言葉は、ハッとさせられる学びばかりでした。
学びを子育てに取り入れながら、少しつづ、
感情を感じること、認めることを覚えていきました。
そんな学びを続けた数年後、
「感情の取り扱い説明書」(著者 谷孝祐)という本に出会いました。
感情の世界について、これまで見たことがないほどに
丁寧に細かく網羅的に説明されていて、「凄すぎる!!」と驚き、
感動したことを今でも覚えています。
そこには、感情との向き合い方が書かれていて、
「ああ、こういうことだったのか」とこれまで学んできたこと、
ぼんやりと捉えていたことが更に深まり、
一本の線で繋がるような感じがしました。
その後、同じ著者から出た本が
今回の勉強会でテキストとしてしている
「感情のクリアリング」です。
もし、私と同じように
「ありのままの子どもを認める子育てをしたい」と思いながら、
そうできないジレンマに悩んでいるママがいたら、
本気でなんとかしたいと思っているママがいたら、
「感情のことについて学ぶといいよ。一緒に学ぼう。」と誘いたい(笑)
もう10年以上、学び続けているけれど、
まだまだ探求は終わることはありません。
でも「学ぼう」と誘えるのは、以前の私よりは格段に
気楽に感情と向き合えるようになったし、
その奥の本音にも気づくようになり、
自分を知ることの楽しさも感じるようになったからです。
ママが楽になった分だけ、子どもも楽になっていきます。
ママと子どもの間に、心地よい信頼関係が生まれていきます。
結果として、 子どもの自己肯定感は上がり、
その子らしい個性が輝き始めるはずです。
少し面倒だし、慣れるまでよく分からないし、
難しさを感じることもあると思います。
私自身もそうです。
でも「こんな感じかな」と自分で少しづつ気づいて実感していくことで、
確実に変わっていくものだと思います。
そんな、ママたちの学びの場を作りたいという、
私の夢の第一歩が 今回の勉強会なんですね。(あ〜長かった)
講師を引き受けてくださっているMUERAさんは、
私以上に子育て経験も、
感情や心の世界に対する知識も豊富な方です。
たくさんの人をサポートされている実績もあります。
今回、「本当にお伝えしたい」と思ったので、
無理を承知でお願いしたところ、
快く引き受けてくださいました。
勉強会の最中、
「子どもの心を大切にしたいという想いを持って、
ママたちが学んでいる。そのことだけで、
子どもは無意識のレベルでは嬉しいはずなんだよね」という
MUERAさんの言葉、また、その言葉を受け止めている参加者の皆さんの表情に、
心の奥底からジワーと何かが込み上げてきて、
涙がこぼれそうになりました。
この勉強会がこの先、どういう形になっていくのか、
まだまだ先が見えないような気がするけれど、
前よりは見えてきたような気もします(笑)
少なくとも、私の想いの根っこがはっきりした。
涙とともに感情が教えてくれました。
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(今回参加された方の感想です)
沸き起こった自分のどんな感情もまずは認めてあげるということが、
自分にとってすごく救いの言葉に聞こえました。
毎日少しずつ自分の感情と向き合う中で、
その奥にある根本原因も探っていけたらなと思いました。
今日は本当に素敵な時間をありがとうございました!!
「感情的ではなく、子どもと心から向き合いたい」という思いは
ずっともっていましたが、恥ずかしながら、
自分の感情と上手く付き合えずにいました。
感情は抑え込んでじっとたえることが1番楽な方法だと思っていました。
根本的には何も解決していないなぁとどこかでわかっていながら、、
しかし、今日のお話をきいて、
「客観的に怒っている自分を見つめること、そんな自分を認めること」
「じっとその感情のうねりと向き合うこと」という方法を知り、
何だかストンと心に落ちました。
「自分で自分の怒りを認めてもいい」という言葉は
何だかとてもほっこりしました。
お腹の子どもの笑顔のために、
まずは自分を認めるところから始めてみたいと思います!
今後も子育ての悩みは尽きなくなることと思います。
ぜひ、こんな機会に参加させていただければうれしいです!!
本当にありがとうございました!
実際に学校で教員として子どもと接しているときのこと思い出した時間でした。
教員も怒るな叱れってよく言われて、
頭ごなしに押さえつけるような言い方はしないようにやってきたつもりだけど、
まだまだ、コントロールできてない部分も再認識できました。
それに加えて、忙しさで自分の出てきた感情に向き合うってことを
してこなかったことにも気づかされました。
今日その認知の仕方を教えてもらえたから気持ちをどこか葬るんじゃなくて
自分を大切にする意味でも、いま自分の感情はどうなってるのか
客観視して自分の本音に出会えるまで向き合いたいと思いました!
また機会があれば参加します!そして本読みます!
今日の話を振り返って、また自分を見つめてみます
なかなか難しいね、
でも、今からがスタートだと信じて、 とりあえず実践してみます。
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あと数回、MUERAさんの講座はお願いできることになっています。
もしご興味のある方は、ちょっと覗きにきてください。
そしてもし何か感じるものがあったら、ぜひ仲間の輪に加わってください。
響き合う子育てラボ 桧田真理子
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