Resonance Parenting Laboが誕生するまで

このラボを始めたきっかけは「子育てについて、色んな立場の人たちが情報交換し、深められる研究会みたいな場所があったらいいな」という思いつきからでした。私は幼児教室の講師をしています。生後2ヶ月から5歳までの子どもとその親御さんと日々接する中、本当の意味で子どもの能力を伸ばすには、どうしたら良いのだろうかと言うことを、悶々と考え続けていたのです。正解のないと言われる子育てだからこそ、様々な経験の集積と実感を共有し、発信していく事が、新しい流れを生み出すような気がしました。この思いつきをお友達のShioriちゃんにシェアすると、次なる動きへとつながっていきました。

Shioriちゃんとは、子どもの才能や個性を伸ばすときに大切だと思うことについて、何度も話し合いました。彼女は自分の内側と向き合う過程で、子どもの頃の経験を振り返り、親のあり方がどのように影響を与えるかということを実感を持って分かりやすく語ってくれました。思えば、この話し合い自体が”ラボ”だったのです。それはとても楽しい時間でした。この流れで生まれたのが「Resonance Parenting」”響き合う子育て”という言葉です。ぼんやりとした思いつきから、「響き合う子育てを探求するラボ」という立ち位置が決まった瞬間でした。この時「びっくりするぐらい、しっくりくる!」と感動したけれど、今改めて、その言葉の持つ意味の深さに気付きはじめているところです。

このResonance(レゾナンス)という聞きなれない言葉を知ったのは、今を生きる人合唱団でした。この合唱団では、Resonance harmonyを世界中の人々に向けて奏でることを目標にしています。「Resonance」とは、響き・共鳴という意味。団員一人一人が、内側から自分を肯定し、持ち味を十分に発揮した時、音の響きにも共鳴が生まれ、一人では成し得ないような、調和の世界が広がると言います。私もShioriちゃんもこの合唱団の一員で、エジプトやワシントンDC公演にも行きました。だからこの言葉が浮かんでくることは自然な流れだったのかもしれません。 



(一悟術メルマガから引用)


響き合う子育てラボ Resonance Parenting Labo

子どもも大人もその人らしく輝く、子育てにまつわる「大人のあり方」を軸に皆さんと考えてくためのラボです。メンバーのトークや、ゲストを呼んでの対談などを配信します。

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