こんにちは、
響き合う子育てラボの
小さいうちに「自分はできる」という実感を土台に持てることは
その後の人生で、きっと
大きな力になってくれそうですよね。
けれども
失敗したら嫌だとか、
間違えたくないとか
そんな感覚も同時に芽生えてきて、
チャレンジする前に
辞めてしまうような子を
時々、見かけます。
年長さんの男の子。
パズルの時間に、始める前から
「わからないからやらない」と言い出しました。
「色々試してみていいんだよ。
間違えてもいいからやってごらん」といって隣で見ていると
しぶしぶ手を動かし、
他の子よりも
少し時間はかかったけれど
最後まで完成させました。
「ほら、できたね」と声をかけると、
自信なさげな表情が
「できる」という感覚が
心に芽生える時、
どの子どもも、
自分を信じる気持ちは、
本当に人を輝かせてくれるものなんですね。
どうしたらこの
子どもの内側に育むことができるのでしょうか?
最近思うのは、
「失敗してもいい」という環境を作ってあげることの大切さです。
失敗して辞めてしまったら
そこで終わり。
初めから上手くできる人は
多分あまりいなくて、
失敗から何かを学び、
また試行錯誤を繰り返していれば
いつかはできるようになります。
その後に生まれる
「自分でできた」という経験は
周りから「すごいね」と
大きな実感となって、
内側に根付くものなのでしょう。
子どもが何かにチャレンジしようとしている時、
近くで見守る大人が失敗しても良いと
心から思えていることが
大切な環境の1つではないかと思います。
実はこの時、
大人が自分自身に対して失敗してもいいと思えていればいるほど、
言葉だけでなく感覚的にも
子どもに伝わっていくものなんですね〜
果たして私はどこまで失敗を自分に許しているのだろう
子どものきらりとした瞳の輝きを見るたびに
我が身を振り返っています。
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