こんにちは。
響き合う子育て研究員のきむら晶子です。
先週の真理子さんのコラムに、
改めて「響き合う子育て」について
私たちが思うところ、向かっていきたいところを
書いていただきました。
従来(今でも一般的⁈)の考え方って
子どもには大人教え、諭してあげる必要がある
なぜなら、子どもは何にも知らないから。
子どもは守ってあげなけれならない
なぜなら、子どもは何にもわからないから。
大人と子どもには上下関係?優劣関係?があるように感じます。
だから、私たち大人はしっかりしなくちゃ。
だから、私たち大人は見本にならなくちゃ。
子どもの親となった瞬間から
責任感のようなものが芽生えて
そんな気持ちになってきます。
そうして、私たちは親としての成長をはじめていくのだから、
はじめからうまくいくわけないんです。
それなのに、立派な親に、大人にならなくては の気持ちばかりが急いて
パニックしてしまって
時に子どもやパートナーに当たってしまったり、
自分を責めてしまったり、
本末転倒な展開になったりすることがあります。
響き合う子育てといのは、
大人も子どもも
ひとりの人間として
対等な関係がベースです。
子どもは小さくて、か弱く見えるけれど、
しっかり生きる力を持っている。
それを信頼して
言葉に限らず、全身で表現してくれていることを
あれこれ想像して
感じて
キャッチする。
そして、私たち親は
子どもたちに願う健康、幸せを
まずは生きてみる。
これまで自分の健康や幸せについて考えたことがなかったら、
親となったのは、それを考えるチャンスをもらったのかもしれません。
まずは、親の私たちが、
どう生きたいか? のメロディーを、歌詞を歌ってみる。
これは比喩ですが、実際に、「歌う」の出来事でショックを受けたことがありました。
子どもの頃は、何もしなくても色んな歌や音楽が口をついて出てきたのに、
大人になって、歌ってみて!と言われたとき、頭が真っ白になったことがありました。
たったそれだけのことだったのですが、その時、自分の心がドーンと重たくなったことが今でも思い出されます。
でも、子育てをはじめてから
子どもに歌ってあげたい、という気持ちが湧いてきて、
小さいころに歌った(歌ってもらっていた)童謡や歌が思い出されてきました。
それらの歌を、子どもたちは今でも覚えているかはわかりませんが、
一緒に歌った楽しい感覚はもってくれていると思います。
そうそう、3歳違いの姉妹は
小さい頃、二人で作詞作曲した歌を振り付けつきで
披露してくれるようになりました。
私はダンスやパフォーマスが苦手で
彼女たちに教えたことはありませんが、
彼女たちの中から
自然に出てきたのでしょうね・・・。
何が言いたいのかというと、
子どもたち(かつての子どもだった私たちも)は、既にたくさんの可能性を
持っているから、
それを自然に出せるような環境を
大人作ってあげさえすれば
のびのび、生き生きと
毎日を過ごしていける力をもっているから
私たち大人は
忘れてしまった歌や、ダンスを
まずは、思い出して
歌ってみる。
歌えなくなっていることに気づいたら、
足枷となっている
いらない思い込みや感情を
ただ、はずしていけば
また、歌えるようになると思うのです。
響き合う子育ては
まず、私たち大人が
自分のメロディーを
奏でることを意識することが
大切だと思っています。
そして、私たち研究員は
それが楽しくできる方法を
探して、創っていきたいと思っています。
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