お誕生日の話をしよう


こんにちは!響き合う子育てラボの

桧田真理子です。

今週は、幼児教室での一コマをご紹介したいと思います。


それは、3歳児クラスでのできごと。

3歳児クラスとは言っても、

お誕生日をまだ迎えてない子は2歳児さん!

それでもパパママと離れてお教室でレッスンを受けています。


毎年扱っている内容ではありますが、

今年も、自分のお誕生日について発表するというテーマがありました。


講師が「お誕生日はいつですか?」と質問して、

「○月です」と答えるというものです。


最近お誕生日会をしたばかりの子はピンとくるけど、

大半の子は「お誕生日ってなに〜?」とポカーンとした状態でした。


レッスンの後、

その様子をパパママに伝え、

「ぜひおうちでお誕生日のお話をしてきてください」とお話ししました。


「お誕日は●月●日だよ」というお話だけではなく、


あなたが生まれてきたのは、こんな日だったよ


あなたが生まれてきて、パパとママはこんな気持ちだったよ


生まれてたばかりのあなたは、こんな様子だったよということを


ゆっくりと、一緒にお話ししてくださいとお願いしてみました。


次の週のレッスン、

「みんなお誕生日のお話ししたかな〜?」と聞くと

子どもの表情がみるみるうちに、

ニコニコ幸せそうな表情になりました。

それは、心のふか〜いところから湧き出てくるような、

本当に満ち足りた嬉しい気持ちがふわりと表れてくるようでした。


その表情を見たたけで

おうちでのパパやママとの会話が

子どもにとって、

とても素敵なものだったんだな〜ということを感じました。


お誕生日のお話をすることは

自分がどんな気持ちで周りの人に迎えられたのかということを

知る貴重な機会ですね。


「あなたが生まれてきてくれて

パパママは幸せ。」


「あなたがいてくれてありがとう」


そんなメッセージは

こんなにも子どもの心を

豊かに、柔らかくしてくれるものなんだということを感じて、

私も幸せな気持ちになりました。


もう中学生になった息子に

そんな話をすると、

「気持ち悪い」とか言われるけど(笑)


小さな子どもたちは

きっとシンプルに、

素直に受け止めてくれますよ。


そんな様子を見ていると

パパやママも、

この世界に生まれ出ることの喜びを

一緒に感じられるかもしれませんね。


響き合う子育てラボ Resonance Parenting Labo

子どもも大人もその人らしく輝く、子育てにまつわる「大人のあり方」を軸に皆さんと考えてくためのラボです。メンバーのトークや、ゲストを呼んでの対談などを配信します。

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