5月に保育士ママのあいちゃん先生をお迎えして、3回ほど子育て相談会をやってきました。
相談会に参加して下さったママさんたちは、みなさん子ども達に寄り添い、
子どもの心を大切にしたいというお気持ちいっぱいの方ばかりで、
本当に一生懸命子育てされている姿がまぶしかったです。
そして一方で、小さな子どもの子育て時期を終えた身としては、
その一生懸命さは、時々休んでね~と声掛けしたくなります。
それは私自身が通ってきた道だから見えるところ。
一生懸命になっているときって、わからないから何とかしようと頑張ってしまっている状態のこともあるかもしれません。
でも、子育てって、もっと力を抜いていい気がするのです。(今だから思うこと)
頭でわかろうとするのでなく、心で赤ちゃんと自分が心地よい状態はどんなかな?
を感じてみると、自然と出てくる行動が、
きっと赤ちゃんも喜んでくれることにつながるのではないかな?と思うのです。
もっとママの感覚を信頼していい。
そして、子どもはいつでも遊び好き。
私も振り返ると、もっともっと子ども達と一緒になって遊ぶ時間を創ればよかったなぁと思うのです。
この「遊ぶ」は、エンターテイメント的なことだけでなく、
お料理する、
お掃除する、
お洗濯するなど、
ママやパパで「タスク」としてこなしてしまうのではなく、
遊ぶように、子ども達と一緒に楽しんでやってしまえばいいと思うのです。
子どもが赤ちゃんの頃は難しいけれど、1歳にもなると色んなことができるようになります。
私が勤務している保育園ではいつも1歳のお子さんがお洗濯をたたむのを喜んで手伝ってくれます。
そういえば、我が家の末っ子も1歳の頃から餃子を包みたがったのでやってもらったら、
独特な包み方(ぺっちゃんこ)が人気になり、食卓に乗ったNちゃん餃子が大人気!
今や高校生になりましたが、未だにお料理やお菓子作りが大好きな彼女です。
そして、この遊びが入った生活リズムを創るには、
やっぱりママとパパが一緒になってくれていると、子どもはさらに嬉しいのです。
ママやパパは子どものお手本にならなくちゃ、と思いがちですが、
視点を変えてみるとママやパパも第1子の時ははじめて物語の連続。
だから、子どもと一緒に育つんだ!と割り切ってみると、肩の荷が降りるかもしれません。
響き合う子育てラボが応援したい、『子ども達の創造性を育てる子育て』には
実はママやパパはそんな割り切りと、じっと待つこと。
そして、子どもに教わる!くらいな立ち位置でいることが、
実は一番近道かもしれません。
子どもには教えてあげなくては という視点と
子どもは何でも知っている という視点。
どちらが子どもの創造性を引き出す接し方なのでしょう?
と言葉にしてみると、明らかな感じがしてきます。
そして、この視点は、子育てだけに限らず、
組織や団体の中の社会生活で円滑な人間関係を築く上でも役立つかもしれません。
何でも一人でやろうとするのでなく、
相手を信頼して任せる
夫婦関係にも当てはまりそうです。
子育ては親の学びの場
それは確かなことのようです。
響き合う子育てラボで大切にしている、子どもたちがありのままで伸び伸びと成長する環境には、大人が毎日を楽しんでいることが本当に大切な要素になるのだろうと思っています。
そういう気持ち、自分のパートナーが自分に対してもっていて、そんな行動をとられると
重たく感じませんか?
0コメント