GW中の外出自粛制限の中、家族で一緒にいる時間が
心地よく、幸せな時間になっているご家庭
少々難ありで、なかなか厳しいご家庭
それぞれあるかと思います。
お互いが違う存在であることを
受入れられると、響きは音楽に、
受入れられないと、不協和音となってしまうのかもしれません。
金子みすゞの詩のように、みんなちがって みんないい となれば理想ではありますが、
そうはいかないこともあります。
複数のお子さんがいらっしゃるご家庭では
こんな思いもあるかもしれません・・・。
同じお腹から生まれてきたのに、兄弟こんなにも違うなんて!
よく聞くお話ですが、皆様のご家庭ではいかがでしょうか?
お兄ちゃんは慎重派、弟は冒険派
お姉ちゃんは積極的、妹は引っ込み思案
お兄ちゃんは親分肌、妹は甘えん坊 等々
よくあるパターンは長子は親にとっても何事もはじめての経験だけに慎重になりがち。
そして、二人目、三人目となると親も慣れてきて、手の抜き方がわかってくるし、
子ども達としても、親との関係、兄弟同士の関係性が変わってきます。
我家も男女女の三兄弟。三者三様で見事に違う彼ら達。
同じお腹から生まれてきたのに・・・
私もそんな言葉を使っていたことがありましたが、
一人ひとりの子ども達が、ありのまま、もって生まれた才能を発揮していかれる
子育ての研究をしている今、
その言葉がいかにナンセンスか実感しています。
兄弟みんな違うことは
自然? 不自然?
自然界では何一つとして同じものはない、
木々の葉一枚一枚も違う表情をもつと言われます。
それを想うと、人間一人ひとりが違うのは、自然なことです。
また、3人兄弟のあるある話で、親も本人も持ちがちな『真ん中ちゃん』意識。
上とも下とも親の愛情の奪い合い
注目されたい症候群
自己主張が激しく、扱いにくい
今日はこんな話から、人間(家族)関係のマトリクスについてお話したいと思います。
(参照:ユダヤ人大富豪の教え)
人はこの4つのタイプのうちのどこかに入る傾向があったり、また、一人の人が置かれた環境により、それぞれの状態になることもあるようです。
あなたはどのタイプでしょうか?
そして、あなたのパートナーは? お子さんは?
興味深いことに、自分の属するタイプと対角線上のタイプがパートナーや子どもであることが多い。惹かれ合ったり、引っ張り合ったり、お互いの存在が課題となる関係性となります。この関係性が問題として現れ、悩みの種となる。
思い当たる節はありますか?
例えば、引きこもりの息子さん(ネガティブ依存)がいる家庭には、「今日もオレ(私)のために世界は回っている!」というような父親(母親、兄弟)(ポジティブ自立)がいる。
そして、この関係性では、父親は息子に問題があるとして、悩み、息子を何とかしようとすることで解決しようとしますが、それでは一向に事態は好転しません。
問題は片方にあることはないからです。
このケースでは、父親がポジティブ過多であるので、もしかしたら自分は間違っているかもしれない、他の人の話も聞いてみるという行動をとってみるとか、
息子が自分の弱さ(感受性豊かであること)は才能や強味でもあることを自覚できることで、表面的な問題である「息子は引きこもり」の状態が「問題視」される状況が改善されていきます。
お互いが中心点に向かって歩み寄るとき、それが起こってきます。
自分はどのタイプなのか、また、どのタイプの状態なのかを知り、
また、相手(パートナー、親、子ども)のタイプを知ることは、パターン化している心地よくない状態を抜け出るヒントになるかもしれません。
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