私たちは、朝起きてから、夜寝るまでに35000回決断をしているそうです。
その決断の中でどれくらいの割合のことに対して「しなければならない」という思いから、決めているのでしょう?
「朝起きなければならない」
「お弁当を作らなければならない」
「洗濯をしなければならない」
「しなければならない」という決断には、選択の自由がありません。
そして、その窮屈な状況に対して、「仕方ない」「だって」「どうせ」の三大ネガティブ感情や気持ちがくっついて、不自由さの原因は外側(自分の外側)にある、と思い込んでいる。
かつての私もそうでした。
「仕方ない」「だって」「どうせ」をよく使っていました。
そして、日曜日の夕方になると
サンデーイブニングシンドローム(自称)に悩み
空回りを繰り返していました。
夕食を終えると、家族はリビングで楽しい時間を過ごしているのに、
どうして私だけが夕食を作って、食べて、片付けまでを一人でやらなくてはいけないのだろう? その思考癖が始まると、なかなか脱出できなくて・・・。
それらが「ママ」の仕事であると思いこんで、自らを小さな枠の中に閉じ込めて、勝手に苦しんでいました。
それから数年経った後、自分の感情とむ向き合う機会に恵まれ、自分を深く知る旅に出ることになりました。
そして、「家事は専業主婦の仕事」というのは思い込みで、一人で抱え込む必要はなく、やらなくてもいいし、誰かにお手伝いを頼んでもいいという、選択の自由が存在することがわかりました。
ある日、夕食の片づけをしている最中に、夫に、洗い物をしている私の隣で立っていて欲しいと頼んだことがありました。 すると、不思議なことに、彼はお願いしたとおりにシンクの横に立って本を読んでいただけなのに、あんなに苦痛だった皿洗いがすぐに終わり、清々しい気持ちになったのです!
そして、はじめて夫に皿洗いがしんどいので、手伝ってほしい、と伝えることができ、翌日から、夕食時の跡片付けは夫が担当してくれることになったのでした。
その後も、私はお皿洗いがしたい!と思ったことはほとんどありませんが(笑)、
義務感が外れてからは、家族が交代でやってくれたり、最初からワンプレートにして洗い物を減らす工夫をするなど、変化が生まれ、サンデーイブニングシンドロームは発症しなくなりました。
どんな出来事でも「、○○したい!」という原動力から行動するのと、「しなければならない」という義務感からやるのでは、結果に大きな違いが出てきます。
自分にはどんな思い込みがあるのか?
常識は正しいとは限りません!
思い込みかどうか?の判断は、そのことが「しなければならない」ことかどうか。
私たちは、自分の行動はすべて自分で選べる、 という立ち位置にたってみることが
自分を開放してあげることにつながります!
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