響き合う子育てラボのうさぎや晶子です。
今月のテーマ「親から受け継いだもの」での3人トークでは、
自分が子どもとしての視点、
母(親)としての視点、
またそれに加えて親子関係を丁寧に、奥深く探求した視点と、
多角的にとらえた、層の厚い内容となりました。
そして、その視点によって「受け継ぐもの」を「影響」として捉えることに対する感情や受け取り方の違いが見えてきました。
親を経験した視点からは、子どもに対する責任感から、自分が子どもに与える影響にフォーカスがいく心の動きが見えました。
これは、しおりちゃんのいう、「一般的にお母さん達が、子どもの状態に対して気にし過ぎ」という母親にありがちな行動に裏打ちされているようにも感じました。
子どもが元気がないのは、成績が悪いのは、引っ込み思案なのは、消極的であるのは
みんな私(お母さん)のせい、と感じていて、何とかしなくては、と考えているお母さんが多いと感じているそうです。
実際、私も思い当たる部分があります。
自分が影響を与えてしまうことが心配・・・。
信じてやってきた子育てが間違ってしまってはいないか?
影響はどこからも受けることは仕方がない。
だから、影響を与えないように、とか、良い影響を与えるにはどうしたらいいか?
ではなく、
どんな影響があっても、この子は自分で自分にとって一番いいことを選択できる力がある
ことにフォーカスする!
これは自己免疫力を信頼する構図に似ていると思いました。
ウィルスはどこにでもある、それを防ぐことには限界があるけれど、どんなウィルスが侵入しても闘える自己免疫力を高め、自分の免疫力を信じる力も大きな要素になります。
お母さんがアレコレ心配しながら接するよりも、お母さんはありのままでめいっぱい子どもを大切にしてあげて、その愛情の中から、子どもは自分に必要なことをしっかり受け取る力がある、ということを信頼する。
そして大事なことに気づきました。
子どもが小さいうちこそ、子どもの力を信頼する ということが大切。
小さい彼らを見ていると、つい、手助けしたい気持ちになってしまうのが親心ですが、
手助けしながらも、子どもに選ぶ選択スペースを作ってあげること=信じること
につながるのだと思います。
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