こんにちは。うさぎや晶子です。
今回は、響き合う子育てラボのサポーターであるしおりちゃんを迎えてラボのまりさん、私と3人で話しました。
親から受け継いだものとは? それは何を指し、これがどう、子育てに影響があるのか? そんな視点で話は進みました。
後から振り返ると、親から受け継ぐものには、親から子どもへ意図的に、親の意思の元に教育されること、と、無意識のうちに言葉や態度で受け継がれていくものがある、という2つの大きな違いがあることも見えてきました。
親が子どもに対して、期待や希望を抱くことは自然なことですが、それはその子のセルフイメージに大きく影響していく、という点については、共通の認識となりました。
ありのままのその子を受け入れる子育て、その子が持っている才能や能力を生かした子育てを考えると、この「親から子どもに対する期待や希望」は意識的にしておくのがよさそうです。
例えば、「この子はバレエにむいている」と思った場合、親が、これは私の期待や希望である、と認識しておくと、子どもへの語りかけや働きかけがニュートラルになり、「お母さんはこう思うけど、あなたはどう思う?」という距離感を保った問いかけをすることで、その子のセルフイメージが創られたものではなく、子どもが主体の創造過程を踏むこととなるのではないか?
そうすることで、子どもとしては「やらされ感」が軽減され、スランプに陥ったりした時に強さが発揮される可能性が高いかもしれません。
今回、親から受け継ぐことは、ある程度大きくなったら選ぶ(選び直す)ことができる、というしおりちゃんの発想は、とても新鮮でした。
無意識を意識化することはなかなか大変です。
小さい頃に親からたくさん受けた愛情や期待、願望、押しつけ、すべてを一旦は受取り、その後、心身ともに少し成長したところで、自分のものとして受取りたい考え方、習慣、行動パターンなどは受け継げばよいし、それは自分のスタイルに合わないと思ったら、手放す。
そのように選択して、自分のアイデンティティを形成していけると、自分の夢や希望が叶えやすくなるのではないか?と思いました。
みなさんは、ご両親から受け継いだことは何ですか? それを選択できると考えたことはありますか?
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