【第21回】わたしと子どもと絵本の思い出

うさぎや晶子です。


子育ては、子どもにとっても、親にとっても初めて物語のスタート。

今回はLoveヒーラーこゆきさん、まりさんと一緒に子ども達が小さかった頃と絵本との思いでについてお話しました。


こゆきさんはシリーズ累計49万部突破の大ベストセラー『かみさまは小学5年生』新刊『かみさまは中学1年生』の著者の羽入すみれちゃんがこの映画の後半に登場する、胎内記憶をもったすみれちゃんが出演しているドキュメンタリー映画「かみさまとのやくそく」の上映会をされています。不思議な世界だけど、この映画を見ると、何か大切なものを再発見したような感覚になります。私も中学受験を終えたばかりの娘と一緒に見ました。多感な年ごろの娘がとても感動し、深い喜びに浸っていた姿が忘れられません。



さて、はじめての子育て、親にしたら、子どもにどうやって接してあげたらいいのか? 妊娠中から育児書を読んだり、先輩ママさん・パパさんにアドバイスをもらったり。


そして、ローモデルは自分のお母さんやお父さん。子どもの頃にしてもらって嬉しかったこと、して欲しかったけれど叶わなかったこと、どちらもあって、それぞれが自分たち流の子育てを展開していくのですね。


「絵本を読む」については、ここが分かれてくるように感じます。


たくさん絵本を読んでもらった思い出があるから、子どもにもしてあげようと思うママ、自分はしてもらえなかったけれど、子ども達にはしてあげようと思うママ。

今回集まった3人のママでは、どちらのタイプもあり、絵本をめぐり、それぞれの体験から見えてきたことがありました。


それは、絵本は子どもとママと一緒に過ごす時間を作ってくれていたということ。


絵本を読んでいると、子ども達の態度に共通しているのが、繰り返し読んで欲しいとせがまれたこと。


読み終えてすぐに、もう一度読んで欲しいと言われたこと、何度も同じ本を読んで欲しいと言われたこと、そんな体験に共通点がありました。


子どもにとって、絵本を読んでもらっている時間は、ママと1つのことを共有している感覚があるのだろう、そして、それが子どもにとってはこの上ない喜びなんだろうということが、3人のママたち共通の認識となりました。


その上で絵本の楽しみ方はそれぞれでした。

絵本の作り手が描くストーリーを楽しむ楽しみ方、絵本の絵を中心に、子どもとママがそれぞれ想像を膨らませてストーリーを作り上げる楽しみ方、決まったストーリーを親子でさらに発展させる楽しみ方。


絵本をめぐり、家庭により、様々な楽しみ方があったことは、お互いに発見でした。


そして、共通していた子ども達の反応である、繰り返しを望むこと。


その感覚についても話が及びました。

楽しかったから、その楽しさを感じたい!味わいたい!が子どもの感覚であるのに対し、


大人になると、繰り返し=マンネリ化するというネガティブなトーンのある言葉に通じることもある。


そんな中、子育て中のママ・パパたちにとっては、子どもに望まれるまま、繰り返しに応じていると、同じお話も毎回違うところが響くことが発見があることもあり、ある意味大切なことを思い出させてもらう機会でもあるかもしれません。


コロナ以後、外に出れない親子が児童書を求めているそうで、子ども達は外で遊べない代わりに、絵本の中で遊べる体験をしているようです。想像の世界は現実世界よりももっと広いかもしれません。


想像力はレジリエンスにつながる大切な力。

絵本はその想像力を養ってくれる大切なツールだとすると、子育てには、ぜひ取り入れたいですね。


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