今月のテーマでは、普段はあまり考えることのない時間軸、100年前の昔や、100年後の未来に意識を合わせててみる、という試みをしてきました。
そして、浮かび上がってきたのが、「今、ここ」に焦点を合わせてみることが大切だということ。
一般的には、時間は一直線で過去→現在→未来と続いている、とされていますが、Yogaの世界、精神世界、また量子の世界では、「時間は存在しない」とも言われます。
ただ、今 があるだけ。
この一瞬一瞬が存在するだけで、「線」そして存在しているのではなく、「点」が連続しているだけ。そして、その一瞬一瞬に私たちは「選択」をしている、とも言われています。
今、自分が経験していることに幸せを感じていても、つらいと感じていても、意外な展開だと感じていても、それは無意識領域も含めた自分の意識が選択したことを感じている。
経験は「感じる」ことで、それが記憶され、「思い出」となっていくという仕組みです。
だから、「経験することは自分で選択できる」ということを知ることは、自分の人生のハンドルを自らが握ることになります。ただ、そこには無意識の領域も含まれている、というところがカギですね。
無意識を意識化するには、自分を客観視する習慣をつけること。そして、よくないと思いつつ、ついやってしまう自分を否定しないで、ただ、そういう自分に気づいて受け入れてあげることで、顕在意識でこうありたい、という方向に向けていくことができます。
少し前まで自分が思考や感情に囚われて苦しくて、何とかしたくで学んだことを、今日このコラムに書いているのは、私たちの意識がいま、こんな状況だということを、100年後に伝えたいと思ったからです。
100年後の未来では、こんなことが家庭や学校で当たり前にされていて、人はただ、日々の生活を心から楽しんでいる世界なんだろうか・・・ などと想像してみました。
私たちは自分の経験を選択できる=自分軸で生きる、
このことは最後にもう一度、お伝えしたいと思います!
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